中世ヨーロッパ,肉,保存,苦労,塩漬け,

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中世ヨーロッパの頃は肉の保存に苦労した

今は本当に素晴らしい時代だ。

 

 

俺は歴史が好きで仕方ない。肉を食べるときも肉の効能について調べたり、人類がどうやって肉を食べてきたのか調べたりするのが好きだ。

 

 

 

昔は肉の保存に苦労したのだ。

 

 

 

考えてみたら当たり前のことだろう。肉は腐りやすいし、今のように冷蔵技術が発達しているわけではない。寒い地域だったらまだ良いのだが、夏になって暑くなる季節だと肉は凄く腐りやすくなってしまう。

 

 

中世ヨーロッパ時代は腐った肉を食べるのも当たり前だったのだ。

 

 

 

 

ヨーロッパでは家畜が冬を越すための牧草を保存するの難しかった。そのため、家畜は冬になる前に肉に加工していたのだ。

 

 

 

それらの大量の肉は干し肉や塩漬け肉として保存された。

 

 

干し肉と聞いたら美味しそうに思うだろう? しかし、その当時の肉はほぼ乾燥肉でお湯で戻しても堅いのがデフォだった。

 

 

 

 

つまり、大して美味しくないのだ……。

 

 

 

しかも塩漬け肉と言えば聞こえは良いが、実態はほとんど腐っている。大量の肉をそのまま塩漬けにしているだけなので単なる生肉だ。

 

 

生肉だから腐りやすい。しかもただ塩漬けにしているだけなので味はお察し。

 

 

冬は何も収穫できない季節であるため、そんな肉でも食べなくてはいけないのだ。ウジが湧いていることは当たり前だし、ハエがたかっていることもよくあったのだ。

 

 

 

 

中世の人たちの肉食事情は非常にきびしーものだったのである。

 

 

 

美味しくない肉をどうにかしたい……。そんな要望に応えたのがコショウを始めとした香辛料だ。

 

 

 

何度も言うとおり中世の頃は腐った肉を塩漬けで食べるのがデフォだった。そのため、肉は全く美味しくなかったのだ。

 

 

そこで使用されたのがコショウ。

 

 

当時、コショウ一粒金一粒と言われるくらい効果だった。しかし、コショウをかけて肉を食べると「腐っていても臭みがある程度消え、殺菌効果もあるのでお腹を壊しにくくなる」のだ。

 

 

 

そのため、コショウに劇的な人気が集まった。

 

 

ただの塩漬け肉にコショウをかけて食べただけで味が段違いに良くなるのだ。そのため、一度コショウをかけた肉を食べた人は元の塩漬け肉には戻りたくないと感じるようになった。

 

 

 

しかし、コショウそのものが高価だったからコショウをかけた肉は極一部の貴族にしか食べられなかったのだ。

 

 

 

 

こういう歴史を見ると私たちは本当に恵まれていることに気づく。

 

 

 

肉は新鮮だし、コショウだって好きなだけかけて食べることができる。中世ヨーロッパの人々ができなかったことを容易に行うことができるのだ。

 

 

 

こういう歴史があったことを考えながらコショウを沢山かけたステーキを食べるのも乙なものだ。

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